個性派映画館の激戦区・京都に、東京から初進出

2020.6.10 20:25

新型コロナウイルス対策がおこなわれたカウンター。「アップリンク吉祥寺」で好評だった独自の音響システムを導入することで、作品をより迫力あるものに

(写真9枚)

6月11日にオープンする複合施設「新風館」(京都市中京区)に、ミニシアター「アップリンク」が関西初進出する。

個性的なインディーズ作品を中心に上映する劇場として知られる同館。全国の映画ファンからの支持もあつく、東京の渋谷、吉祥寺に次いで3館目となる「アップリンク京都」は待望のオープンとなる。

ただ京都は、独自性豊かなミニシアターがそろう『激戦区』。そんななか、代表の浅井隆さんは、「京都は、いろんなカルチャーがあり、良い意味でコンパクトな街。いろんな人たちとすぐに会えるという敷居の低さが魅力的。そんな街だからこそ、ここで映画館をやりたいと思いました。いろんな情報が得られるような、カルチャーのハブにしていきたい」と、意気込む。

また、ミニシアターは1、2スクリーンの小さな館内が多いが、同館は4つのスクリーンで構成された「ミニシアター・コンプレックス」を提案。1日最大24作品を上映することも可能だそう。浅井さんは「その人の好みに合う作品が必ず見つかる。ほかのミニシアターやシネコンとは違ったコンセプトを持つ映画館」と自信をみせる。

シアター内のデザインはスクリーンごとに異なり、ロビー奥にある、異空間な雰囲気が漂う真っ白なギャラリースペースも。浅井さんは「ギャラリースペースでは、お金を使わずに映像作品などを観ることができるようにしています。あと、映画を鑑賞しなくても、ロビーで座って伊良コーラやクラフトビールを飲んでいただいても大丈夫」と気軽に利用して欲しいという。

また、「アップリンク」といえば、映画の配給や宣伝のシステムを知ることができる映画配給ワークショップもおこない、なかには実際に映画界に挑戦する生徒がいたことでも有名。現時点で未定だが、京都でも開講予定とのこと。

6月11日から9月10日まで、『見逃した映画特集』を企画し、映画好きにとっては新たな注目スポットとなりそうだ。

取材・文・写真/田辺ユウキ

「アップリンク京都」

住所:京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館 地下1F
電話: 075-600-7890

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