コロナ禍で自転車が再評価?大阪・関西万博へもアクセス検討

2020.6.6 18:15

大阪市役所にある市職員専用の駐輪場(6月4日・大阪市役所)

(写真3枚)

大阪市の松井一郎市長が6月4日、『大阪・関西万博』とIRの会場となる「夢洲」(大阪市此花区)への交通アクセスについて言及。市民の移動手段のひとつ、自転車でのアクセスについて「これから検討したい」と語った。

この日の定例会見で、「誰も住んでいないエリアなので、夢洲に自転車で行けるようにすることは今のところ考えていない」と話した松井市長。しかし、市による『大阪市自転車活用推進計画』のなかでは、「安全で楽しいサイクルネットワーク(夢洲へのアクセス)の形成」として夢洲への自転車アクセスの計画は盛り込まれているのだ。

これは、国土交通省が2018年6月に閣議決定した「自転車活用推進計画」に基づくもの。国は地方自治体や企業と協力し、オールジャパンで自転車の活用を進めるための自転車活用推進本部「GOOD CYCLE JAPAN」を発足している。

大阪市建設局の自転車施策担当者に確認すると、「自動車や歩行者の移動をどうするかは、2025年日本国際博覧会協会や国土交通省など各関係機関と協議も必要。現時点で具体的に決まっていることはありませんが、『夢洲へ自転車で行けるようにする』という方向性で進めています」と説明した。

一度は考えていないと説明した松井市長だが、会見では「万博、IR、エンタテインメントの拠点として整備するにあたって、自転車での夢洲への通行をどう考えるかはこれから検討したい」と話している。

現在は新型コロナウイルス感染症の影響で、職員の自転車通勤を許可している大阪市。これに対しても松井市長は「収束後も認める」と話すなど、これら自転車の活用に前向きな姿勢を見せた。

取材・文・写真/岡田由佳子

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