「座席は1列ごと」3密回避で変わるUSJの楽しみ方

2020.6.6 11:15

グリーティングでもキャラクターと触れ合うことは出来ず、身振りでハイタッチをするゲスト(6月4日・USJ)

(写真10枚)

通常の約半分の入場制限をかけて6月19日に営業再開を予定している「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)。密接・密集・密閉を避けるため、パーク内での楽しみ方も大きく変化しそうだ。

まず、パーク内はマスクが義務づけられ、アトラクション体験時や、レストランでも食事中以外は着用を徹底。間隔を空けて並ぶソーシャルディスタンスの確保も、いたるところで注意が促される。

人気のライド・アトラクションについては、まず待ち列に約1mの間隔で足元サインが設置。座席や手が触れる箇所は定期的に消毒され、ゲストは乗車前と乗車後にアルコール消毒がおこなわれる。

例えば『ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド』の場合は、座席を1列ごとに使用。1編成につき、1・3・5・7・9列の20名を定員として運行するという。

同様に『シング・オン・ツアー』などのシアター・アトラクションについても、前後1列空けて座席を使用。ショーの終了ごとに座席は消毒される。

また同パークは、キャラクターのグリーティングをはじめ、世界のパフォーマーによる『ワールド・ストリート・フェスティバル』など、常設アトラクション以外に体験型イベントにも力を入れていたが、ここにも影響が。

ソーシャルディスタンスを保つため、ゲストはキャラクターらと距離をとって鑑賞。ハグやハイタッチなども身振りだけでおこなうことになり、これまでと違った楽しみ方を模索することになる。

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