大阪市6月に学校再開も、夏休み〜春休みを短縮し土曜も授業

2020.5.29 21:15

会見のフリップより「塾代助成事業の助成対象者を特例的に拡充します」の案内(5月29日・大阪市役所)

(写真3枚)

大阪市は5月29日、「大阪市役所」(大阪市北区)でおこなわれた市長の定例会見で、子育て世帯の経済的負担を減らす取り組みを発表した。

これまで市内の中学生の約5割を対象に学習塾や習い事にかかる費用を月1万円上限で助成してきた大阪市。今回の取り組みのひとつは、この塾代助成事業の対象者を、学用品や修学旅行費などの費用を援助する「就学援助制度」の認定を受けた世帯にも特例で対象にするというもの。

さらに、同制度の入学準備金の支給時期も当初10月だったが9月にするなどの対策もとられる。

また、学校再開は6月1日からに決定。松井一郎市長は、「コロナの影響での遅れを取り戻す。今のところ、土曜日授業に加え、夏休みは3分の1、冬休みと夏休みは半分にしてカリキュラムを再編している。この間に給食も提供するし、10日から市内の全生徒にフェイスシールドも配布され、授業がおこなわれる予定になっている」と具体的な対策について語った。

取材・文・写真/岡田由佳子

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