「大阪人だったら?」三谷幸喜&パロディ作品をリモート比較

『12人のおかしな大阪人』リモート朗読の予告動画より、出演者ら
新型コロナウイルスの影響により、舞台公演がことごとく自粛される反動で、数多くの斬新な配信企画が生まれている演劇界。5月6日には、三谷幸喜の傑作『12人の優しい日本人』リモート朗読がライブ配信されて大きな話題となったが、そのパロディで生まれた伝説の作品『12人のおかしな大阪人』のリモート朗読も、5月31日から配信される。
裁判の陪審制度がなかった時代の日本を舞台に、陪審員となった12人の男女による、丁々発止のやり取りとどんでん返しの連続が高く評価され、のちに映画化もされた『12人の優しい日本人』。
『12人のおかしな大阪人』は、「大阪人やったらもっとしょうもないこと、アホなことでワイワイとなるやろうなぁ」という思いから生まれたと、本作の作家のひとりである東野ひろあきは語る。
1995年に出演者のひとりの生瀬勝久が共同脚本と演出を担当し、升毅やキムラ緑子などの関西小劇場界を代表する人気俳優たちが集結して上演された本作。
陪審員になぜか子どもが混じっているというデタラメさから始まり、地域による大阪弁の違いで盛り上がったり、クライマックスのトリックにご当地ネタが使われるなど「笑える度はオリジナルを上回る」と評判になった。
『12人の優しい日本人』リモート朗読の際に、SNSで「『大阪人』もぜひやってほしい」との声が相次いだため、今回の企画が実現。東野が構成を務め、当時の出演者の13人(一部Wキャスト)中10人に加えて、新たに松尾貴史など3人を迎えて収録された。
また、「もっとみなさんに喜んでもらわなあかん」ということで、読み合わせの画面だけでなく、当時の舞台映像やお宝写真、出演者コメントも合間に見せていくそうだ。配信は31日・夜7時開始で、視聴は無料。その前にぜひ確認しておきたい、本家『12人の優しい日本人』も、現在アーカイブが期間限定で無料配信中。
取材・文/吉永美和子
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