「Wパンチにならないために」神戸市が心配する夏の飲食宅配

2020.5.15 11:00

「衛生管理も発信したい」と木村知紀課長(5月13日・神戸市役所)

(写真5枚)

Uber Eatsや出前館、mobimaruとの連携で飲食店と家庭・地域、そして配達員の支援をおこなってきた神戸市。5月13日、その第4弾として希望する飲食店への「テイクアウトスターターキット」が発表され、同時に食中毒への注意喚起をおこなった。

現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、「ステイホーム」を掲げて外出などを自粛。そのため、テイクアウトやデリバリーでの食事提供にシフトする飲食店が全国的に増加傾向にある。

今回の神戸市の支援策は、「デリバリーするなかで安心・安全が大事。容器などを調達するのが大変なので支援できないかという声もあり、これらをセットにした」と、市の長井伸晃係長。弁当型またはどんぶり型の容器100食分とビニール袋100枚を対象店舗に送付し、デリバリーなどを推奨するという。

一方、これからの季節は気温上昇にともなう食中毒の心配も。そこでスターターキットの支援に併せて、衛生管理啓発をおこなうリーフレットも同送する。

市の木村知紀課長は、「慣れない作業で、万一、食中毒を起こしてしまうと賠償責任に問われWパンチに。ただでさえ経営が厳しいので、そうならないために衛生管理も発信したい」と説明。飲食店、配達者、消費者それぞれに食中毒防止のポイントまとめたリーフレットを制作した。

今回対象となる店舗は、神戸市内の中小飲食店計200店で、5月18日と6月1日からの2回にわけて先着順で100店ずつ募集。なお、「店舗やインターネットで食品を販売する際には、販売許可や場合によって高度な衛生許可が必要なため、必ず管轄の衛生監視事務所で確認してほしい」と呼びかけた。

取材・文/岩本

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