伝統を守る「西陣織」マスク、京都在住のデザイナーが開発

2020.4.24 14:00

京都の伝統工芸品「西陣織」を用いたマスク「Nishijin Mask」

(写真5枚)

京都の伝統工芸品「西陣織」を用いたマスク「Nishijin Mask」が、ファッションブランド「レナクナッタ」のオンラインショップで4月24日から販売開始される。

「文化を纏う」をテーマとする同ブランドは、日本とイタリアで生産されたデッドストックや伝統工芸品などのテキスタイルを組みあわせた巻きスカートを主に展開。今年3月末にSNS上で「レナクナッタのマスクが欲しい」という声が多く挙がり制作に踏み切った、とディレクター兼デザイナーの大河内愛加さん。

今回、採用したのはポリエステルで織った西陣織の布。通常であればシルク(絹)で織る高価なものがメインだが、現代の生活になじむよう考案された新しい生地だという。水や摩擦に強く、型くずれしにくいのがポイント。マスクの裏地には3重に重ねた綿ガーゼのポケットが付いており、ウイルス加工のフィルターやキッチンペーパーなどを入れることが可能だ。

美しい変わり菱などのパターンが施され、「シンプルながらも、織りの奥深さを味わってもらえる柄を選びました」と話す。色はアイボリー・グレー・クラシカルピンクの3種類。

大河内さんは、「西陣織は衰退しかけてきており、経済状況がどうなるかわからない今、このままだと二度と見られない幻の織物になってしまいます。でも西陣織の可能性は広く、日本人ならぜひ知ってほしい。気軽に生活の一部に取り入れてもらえたら」と呼びかけている。

会えない人へのプレゼントとしてメッセージカードを送る無料サービスも。第1弾の販売は24日・21時に数量限定で開始し、第2弾は受注生産で5月6日まで受け付け予定。価格は3520円(税・送料込み)。

取材・文/小田切萌

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