大阪が市立十三市民病院をコロナ専門病院へ、現患者は転院に

2020.4.15 09:00

「コロナでない症状の方には安心して治療を受けられるよう、周辺の民間病院に移ってもらう」と松井一郎市長(4月14日・大阪府庁)

(写真2枚)

大阪市の松井一郎市長は4月14日、「大阪市立十三(じゅうそう)市民病院」(大阪市淀川区)を新型コロナウイルス感染症・陽性患者の中等症専門病院にすることを発表。松井市長は「大阪府庁」で会見し、「コロナでない症状の方には安心して治療を受けられるよう、周辺の民間病院に移ってもらう」と話した。

この日、大阪府と市、および各医療機関が、新型コロナウイルス感染症にかかる予防ワクチン・治療薬などの研究開発に係る連携協定を締結。その共同会見が実施された。

直前におこなわれた意見交換会に出席し、医療現場の責任者らを前に「今、やらなければならないことを教えてほしい」と質問したという松井市長。

「今、無症状・軽症者においては、滞在がホテルという形で準備ができている。また、重症患者においてはある一定の準備が進んでいる。問題は中等症の陽性患者たちで、専門病院が必要だという意見が出た」と紹介した。

中等症とは、感染した人のうち酸素吸入などが必要なやや重い症状。「専門病院は民間病院でやってもらうわけにはいかない。今日、市民病院の理事長とも話をし、大阪市立十三市民病院をコロナの専門病院にするよう指示を出した」と、経緯を語った。

現在、同病院でコロナ以外の症状で入院している患者について松井市長は、「これから協議を進め、違う症状の方には周辺病院に移動していただき、安心して治療を受けてほしい。ただ、十三を専門病院にしてもまだ十分とは言えず、中等症のみなさんを治療できるところを作っていくということで(意見交換は)合意をした」と語った。

取材・文・写真/岡田由佳子

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