宮藤官九郎は退院するも無念、自身の舞台全公演の中止が決定

2020.4.14 20:30

5年ぶりのウーマンリブシリーズ『もうがまんできない』の記者会見で大阪を訪れた宮藤官九郎(1月31日・大阪市内)

(写真2枚)

宮藤官九郎が作・演出を手掛けた舞台『もうがまんできない』が、東京に続いて大阪公演も中止されると4月14日に発表された。

当初は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため東京公演の一部中止にとどめていたものの、4月に入ってからも感染減少に至らず、7日に東京の全公演中止を発表。

そんななか、3月末には宮藤の新型コロナ感染が判明し、入院することに。

宮藤はすでに退院し、現在自宅療養中との報道があったばかりだが、緊急事態宣言を受け、大阪も含めた全公演が無念の中止となった。

公式サイトには、「新型コロナウイルス感染拡大は収まらず、上演を検討しておりました大阪公演も、やむを得ず全公演中止を決定いたしました」と発表。

「出演者とスタッフが1カ月以上真剣に稽古し、あとはお客さまをお迎えするばかりのところまで作り上げたこの作品が、どなたにもご覧いただけないままに終了するのは、本当に残念でなりません」と無念の心境が書かれている。

そして、「いつか、みなさまが安心して劇場にお越しいただけるときが参りましたら、また最高に面白い作品をご案内させていただきます」と、希望を綴った。

本作は、宮藤が手掛けるユニット「ウーマンリブ」の5年ぶりの新作として注目を集めていた舞台。なお、チケット購入者には、払い戻し方法が公式サイトで案内されている。

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