大阪のコロナ軽症者用ホテル、クルーズ船対応の自衛隊を派遣

2020.4.9 07:30

「大阪府庁」に到着した自衛隊。新型コロナウイルス感染症の軽症者を療養させる宿泊施設の早期運用に向け、調整を進めていく(4月8日・17時頃)

(写真2枚)

新型コロナウイルスに感染した軽症者の療養にホテルなどの客室を活用すると4月8日に発表した大阪府。吉村洋文知事は、「(クルーズ船)「ダイヤモンド・プリンセス」で出動した自衛隊にレクチャーを受けスピード感を持って運用を進めていく」と語った。

98事業者から約21000室の客室提供の申し出を受けた大阪府。今後、府では国の「新型コロナウイルス感染症の軽症者等の宿泊療養マニュアル」に沿って、施設運用がおこなわれる。

吉村知事は、「河野太郎防衛大臣に直接お願いして、ダイヤモンド・プリンセスで経験のある自衛隊を派遣していただくことに全面協力いただいた。自衛隊には、病院から宿泊施設までの患者の搬送、患者入居後には食事の運搬や患者とのやり取りをおこなっていただく」と説明。

「今週中に第1号の施設を決め、陽性者を受け入れられるよう、スピード感を持って準備を進めていきたい」と、最初は自衛隊や従業員、看護師、保健師、行政事務メンバーで受け入れ体制を整え、医師にもすぐ連絡がつく24時間対応にするという。

吉村知事は、「安全確保については自衛隊が入り、まず約100室で動線の確保や防護服の着方・脱ぎ方も含め、ノウハウを吸収。その後、府だけで運営できるようにしたい。早急に1000人分を目標に居室数を確保し、3000室の目途はついた。これから患者数に応じて段階的に増やしていく」と見通しを語った。

取材・文・写真/岡田由佳子

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