六甲有馬ロープウェー、ガラス面広がりスリル感アップ

2020.3.20 09:00

ガラス面が足元まで広がり、いっそうスリルが感じられる新ゴンドラ

(写真8枚)

有馬温泉と六甲山頂を結ぶ「六甲有馬ロープウェー」(神戸市北区〜灘区)が3月20日にリニューアル。第3代目となる新ゴンドラが披露された。

今年7月に開業50周年を迎え、六甲〜有馬間を繋いできた同ロープウェー。今年1月に2代目である先代のゴンドラが引退し、3月13日まで入れ替え工事をおこなっていた。そして今月20日からは、スイスCWA社製の新しいゴンドラが日本で初めて導入される。

360度ガラスで覆われており、雄大な六甲山の自然や神戸の街並みが一望できるのが特徴の新ゴンドラ。また、標高の低い有馬側が一段低いステップで、ガラス面が足元まで広がるためにスリリングな空中散歩が楽しめる。

今回、有馬温泉駅の駅舎も同時にリニューアルされ、コンクリート地のスタイリッシュな空間に変身。機械室をガラス張りにすることで、ダイナミックな滑車が動く様子を見ることができ、待ち時間も楽しめるよう工夫されている。

同ロープウェーを運営する「神戸すまいまちづくり公社」の寺澤さんは、「50年続いてきたロープウェーで景色も変わらないのですが、新車両になったことで景色が新しくまったく違ったものに見えると思います。六甲山の自然の雄大さ、険しさを存分に味わって欲しいです」と新車両の魅力を話す。

六甲有馬ロープウェーは、20日9時半から20分間隔で運行される。運賃は片道1030円。

取材・写真/野村真帆

六甲有馬ロープウェー

2020年3月20日(金・祝)リニューアル
料金:片道1030円、往復1850円

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