スタイリッシュに、京都の伝統産業を発信

工芸品だけでなく、製造行程、素材、道具、作品や活動の紹介もおこなう常設展
京都・岡崎「京都伝統産業ふれあい館」(京都市左京区)が3月14日、「京都伝統産業ミュージアム」と名称を変更してオープンする。
1996年に「京都市勧業館みやこめっせ」の地階で、京都市の伝統産業74品目紹介のほか、工芸品の魅力を発信してきた同施設。今回のリニューアルで空間・ディスプレイを刷新し、注目を集めるアートディレクター・デザイナーの原田祐馬がロゴを担当。展示やギャラリーの企画を通して、次世代を担う、つくり手たちの活動も発信していく。
愛らしい「伏見人形」、デザイン性が高い「唐紙」、今も愛用される「帆布製カバン」などの伝統産業品がずらりと並ぶ常設エリア「74 CRAFTS WALL」に加えて、体験型スペースも充実。お香に使われる薫香を実際に香ってみたり、京指物に使われる木の違いを触って感じたり、コマを回して遊べるなど、気軽に伝統の技に触れられるように。
また、企画展示室では4月5日まで『職人たちのマーチ』として実際の職人による手作業を体感できる展示を開催。出展職人のひとりである絵付師の福岡まさえさんは「求められたときに、使える技術があるのが職人。デジタルで何でもできるかもしれない世の中だが、手でしかできないこともある。この時代にこんなことをしているのかと見てもらえたら」と話す。
そのほか、自主企画展なども予定するギャラリー「mocad gallery」、「京都伝統産業ミュージアムショップ」も併設。後者では展示で紹介されている京金網の技を使った「金網つじ」、錫器を作る「清課堂」、木版印刷の「竹笹堂」の商品などの工芸品がそろい、お土産探しなどにも重宝しそうだ。開館時間は9時〜17時、入場無料。
「京都伝統産業ミュージアム」
2020年3月14日(土)オープン
住所:京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館みやこめっせB1
時間:9:00〜17:00(入場は〜16:30)
料金:無料
電話:075-762-2670
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