１月３０日に開幕した、「阪神梅田本店」（大阪市北区）のバレンタインイベント『阪神のいちごとチョコフェス２０２０』。朝からいちご好きが集まり、売り切れスイーツも続出した。

他店とバレンタイン商戦の差別化を図るため、旬を迎える「いちご」に特化した同イベント。初開催の２０１９年はリピーターが相次ぐほどの大盛況となり、今年は「いちごアンバサダー」といういちごマニアを集めて企画会議を重ね、メニューやイベントをブラッシュアップ。

８階催事場には、さまざまな品種のいちごを使ったパフェやクレープ、ソフトクリームなどを提供するスイーツ店が昨年の２倍となる１８店集結し、約２０種類ものスイーツがイートインで楽しめるようになった。

初日、特に注目を集めたのが、大阪・心斎橋のいちご専門店「ストロベリーマニア」による、８種類のいちごをふんだんに使用した「ストロベリーマニアパフェ」（２５００円）。少し高額ながら、開店から１時間半で完売してしまう人気ぶりだった。

ほかにも、フルーツ・青果店によるスイーツ店「アローツリー」のいちごあめ（５個・６３８円）や、ドリンクスタンド「ドリンクドランク」による奈良県産のいちごを使用したスムージー（６９３円〜）などを片手に、会場内で気になる商品をチェックする女性が多く見受けられた。

初日に親子で訪れた３０代女性は、「佐賀の『いちごさん』が好みなので、それを使っている『新ＳＵＮ』のパフェが食べたかったんですが、売り切れてました。会期中何回も来るつもりなので、できれば全制覇したい！」と、期間中いちごを楽しむと宣言していた。

８階の催事場以外に、２〜７階の各フロアにて、いちごの食べ比べ（５５０円）やいちごを使ったスイーツの出店も。期間は２月１４日まで。営業時間は１０時〜２０時（最終日は１８時まで）。

取材・写真／野村真帆