スマホが不登校の原因?大阪市実態調査へ

2020.1.21 07:30

小中学生がスマホゲームを夜遅くまでやっていることが問題視されている(写真はイメージ)

(写真1枚)

首長と教育委員会により構成され、地域における教育行政の指針を策定する『総合教育会議』。大阪市で1月15日におこなわれた同会議で、小中学生の不登校の原因のひとつが「スマホやゲームのやりすぎ」という声があがり、市は実態調査を進める方針だ。

大阪市の不登校者数は2018年度の調査で1020人。在籍比率は全国平均0.7%と比べて0.89%と高めの数値だ。

15日の『大阪市総合教育会議』では、不登校になる生徒のなかに、スマホゲームを夜遅くまでやっていることで、昼夜が逆転しているケースが少なからずあることが判明。

また、遅刻の理由も夜遅くまでスマホを触っていたというケースがあり、学校生活に影響が出ていることがわかったという。

大阪市の松井一郎市長は16日におこなわれた定例会見で、「何らかの対応はしなければならない。専門家も入れてそのエビデンス(根拠)を調べる必要がある」と問題視。

「実態を検証するなかで、明らかに子どもたちが不登校につながる原因のひとつとなれば、マイナスを取り除いてあげる手段を投じるのが使命。結果次第で、子どもたちが不登校にならないような手段を考え、提案したい」と、今後の考えを示した。

先日、香川県では「ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)」として、スマホの1日の使用時間や時間帯を年齢別に規制する条例案を提出。その賛否が問われている。

大阪市の教育委員会では、スマホゲームと不登校の因果関係の実態解明に向け、小中学生らにアンケートをとるなど、今後調査をおこなっていく予定だ。

取材・文/岡田由佳子

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