ガンバ宇佐美、OB加地にイエローカード

2020.1.9 19:00

左からMC、宇佐美貴史選手、加地亮氏(8日・吹田市)(C)GAMBA OSAKA

(写真3枚)

「パナソニックスタジアム吹田」(大阪府吹田市)で8日、Jリーグ・ガンバ大阪の2020年新体制発表会が開催。チームOB・加地亮氏らがトークショーをおこない、昨年3年ぶりにチームへ復帰したFW宇佐美貴史がサプライズゲストで登壇した。

シーズン開幕に向けて宇佐美は、「ハワイで(MFの)井手口陽介と体を動かしている。海辺でランニングをしながら、ワクワクと気持ちを高めています」と順調にトレーニングを進めているという。また、宇佐美が身体のケアのために60万円のアイシングマシンを購入したことを明かすと、加地氏は「金にものをいわせて、いやらしい!」と笑わせた。

2019年、ガンバ大阪はシーズン序盤から低迷し、一時は17位にまで転落。さらにFWファン・ウィジョ、FW食野亮太郎、MF中村敬斗らが相次いで移籍し、チームが揺らいだ。しかし宇佐美の復帰によってチームが活性化。14試合で7得点を決め、最終的にリーグ7位まで巻きかえした。

司会者は加地氏に、「宇佐美選手はいつごろからチームにフィットできるようになったのか」と質問。すると「うーん、そうですね。解説者の目線で言うと・・・分かりません」とまさかのお手上げ回答。宇佐美も思わず「仕事がなくなりますよ!」と、加地氏にイエローカードを出した。

新ユニフォームもお披露目(左から新里選手、小野選手、一森選手/8日・吹田市)(C)GAMBA OSAKA

そのあと加地氏は、宮本監督とともに今シーズンのユニフォーム発表にも登場。デザインを見た加地氏は「シュッとしていてね、登っていくぞって感じ・・・昇り竜のようなね!」と、ここでも『いい加減解説』。さらにスーツを華麗に着こなす宮本監督に対して、「男前ですね。ちょっと触らしてもらっていいですか」とボディタッチするなど、加地節が炸裂。宮本監督も思わず「勝手にやってもらっていいですか」と呆れ、集まった報道陣らを笑わせた。Jリーグは2月21日より2020年シーズンが開幕する。

取材・文/田辺ユウキ

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