スーパー玉出がメルペイ導入、浸透するのか

2019.12.14 19:00

メルペイの導入を記念して、おばちゃんアイドルの『オバチャーン』が応援に駆けつけた(13日・大阪市内)

(写真2枚)

ド派手なネオンや1円セールで知られる「スーパー玉出」(本社:大阪市西成区)の全店で、12月13日からキャッシュレス決済『メルペイ』の導入がスタートした。

今年10月からの消費税増税とともに開始した国の消費者還元事業で、電子マネーを利用すると購入金額から最大5%還元のお得なキャンペーンが実施されている現在。お得好きの大阪人が飛びつきそうな施策だが、大阪商工会議所の調査によると、大阪ではあまりキャッシュレス決済が普及しておらず、「現金主義」がまだまだ根強いのだそう。

そんななか、今回スーパー玉出で導入を開始した『メルペイ』の生みの親であるフリマアプリ『メルカリ』の売上げを見ると、関西は全国的に高く、47都道府県中関西の5府県がトップ10にランクイン。全国1位は和歌山(77267円/人)で、3位には大阪(76681円/人)となかなか高額の売上げを持っているのだそう。

また、メルカリの利用者に比例して、女性の利用が6割を占めるメルペイは、メルカリ内の売上金が街なかで使えるため、売上金を多く持つ関西の主婦の潜在的需要が高いと見込まれる。そして今回スーパー玉出とメルペイがタッグを組み、キャッシュレス決済を推進する運びとなった。

スーパー玉出での決済方法は、バーコード読み取り型で、専用のバーコードを読み取り、支払う金額を入れて決済ボタンを押すだけ

メルペイ導入初日の13日、スーパー玉出で買い物をしていたマダムにキャッシュレス決済について話を聞くと、「そもそもスマホ持ってないから、スマホ決済できへんわ。そろそろスマホに変えなあかんかなぁ」とスマホを所持していないため、キャッシュレス決済ができないという声が上がった。

スーパー玉出の広報・國枝尚隆さんは、「9月に導入したPaypay(ペイペイ)では、今のところ店頭で見ている限り20〜30代の方の利用がほとんどのようです。キャッシュレス決済導入で、若い新規のお客さまを取り込めたら」と電子決済への期待を話す。

メルペイの提供開始を記念し、12月22日まで利用金額の10%が還元されるキャンペーンが実施される。

取材・写真/野村真帆

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