地域社会の未来語る、大阪でシンポジウム

2019.11.22 20:30

講演をおこなったムハマド・ユヌス博士(中央左)とキャラクター・ユヌスくん(22日・大阪市内)

(写真2枚)

「ノーベル平和賞」(2006年)受賞のムハマド・ユヌス博士(バングラデシュ)を招き、関西の中小企業と地域社会の未来を語るセミナー&シンポジウム『未来社会×ソーシャルビジネス』が22日、「エル・シアター」(大阪市中央区)で開催された。

この日おこなわれたのは、利益を追究する従来型ではなく、社会が抱える問題をビジネスで解決することを目的とした「ユヌス・ソーシャルビジネス」に関する講演。日本でのプロジェクト推進のため、吉本興業と共同で新会社「ユヌス・よしもとソーシャルアクション」を起ち上げたユヌス博士は、「今までと同じ道ではダメ。なるべく早く、新しい道路にUターンしなければならない」と語り、慈善活動ではなく、経済活動としてのビジネスを力強く提唱した。

また、パネルディスカッションでは、世界を舞台に社会的意義のあるビジネスを実践する関西の経営者、起業家の坪田信貴氏、絵本作家の西野亮廣、よしもと住みます芸人らも参加。過疎化の進む地域でのビジネスや介護レクリエーションなどについて、さまざまな角度から意見が飛び出した。

左から、進行役の中村伊知哉氏、2025年日本国際博覧会 理事・副事務総長の森清氏、サラヤ代表取締役社長の更家悠介氏、富士電子工業代表取締役社長の渡邊弘子氏、起業家の坪田信貴氏、芸人・絵本作家の西野亮廣氏(22日・大阪市内)

西野氏は、「人は正しいことでは動かない。たとえば海辺のゴミ拾いでも、男女100人に限定し、出会いがあるかも、という下心を理解した募集なら、楽しんで参加できる」とコメント。坪田氏も「日本社会が1億総サラリーマン化し、大きなことがノーリスクで、人のためにチャレンジできるようになった」と、ソーシャルビジネスのチャンスと語った。

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