京都でりぼん展、大人はグッズに一直線

2019.10.30 20:00

オープン直後から混雑した特別展「りぼん」特設ショップにて。1点限定や、1柄5点までという制限がある商品も

(写真10枚)

1990年代を代表する少女マンガが集結する『特別展 りぼん』が、「京都高島屋」(京都市下京区)で10月30日にスタート。初日は展示よりも先に、グッズに行列ができるという異例な幕開けとなった。

最高発行部数255万冊を誇る少女マンガ雑誌「りぼん」の黄金時代から11作家16作品の原画やふろくなどを紹介する同展。当時のふろくを復刻したノートや、人気のシーンの文房具・アクセなどのグッズ会場が東京では人気を集めたため、行列緩和のため特設ショップの入場口を別途設置したという。

開店から約3分も経たずして、入場規制となった同ショップ。『ときめきトゥナイト』(池野 恋)、『ママレード・ボーイ』(吉住 渉)が好きという京都市の30代女性2人組は、「事前に調べていてグッズが人気と聞き、気に入ったものは買いたいと思います」と長蛇の列に並んでいた。

壁面にもイラストが散りばめられ、『ルナティック雑伎団』の世界観が表現されている。Ⓒ岡田あ〜みん/集英社
壁面にもイラストが散りばめられ、『ルナティック雑伎団』の世界観が表現されている。Ⓒ岡田あ〜みん/集英社

会場では、作家が当時の思い出について綴ったひと言メモや描き下ろしイラスト、『有閑倶楽部』の一条ゆかり先生が誕生秘話を語った映像なども見どころ。30、40代の女性が「懐かしい」「このシーンが一番面白かった」と少女時代にタイムスリップして漫画の世界を噛みしめていた。場内は撮影可能(フラッシュ・三脚不可)。期間は11月10日まで。入場料は一般1000円ほか。

『特別展 りぼん』

期間:2019年10月30日(水)~11月10日(日)
時間:10:00~20:00(11/10は~17時、入場は各30分前まで)
会場:京都高島屋7F グランドホール(京都市下京区四条通河原町西入真町52)
料金:一般1000円、大学・高校生800円、中学生以下無料
電話:075-221-8811(代)

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