大阪チェンジとは? ホテルの新サービス

2019.10.2 20:00

大阪メトロ・本町駅から徒歩5分、中央大通の北側に位置するホテルエントランス

(写真11枚)

「サンフロンティアホテルマネジメント」(本社:東京都中央区)と「マリオット・インターナショナル」(本部:米国メリーランド州)が共同運営するホテル「コートヤード・バイ・マリオット大阪本町」(大阪市中央区)が、10月1日に開業した。

大阪市内では、新大阪に次いで2軒目となるホテルブランド「コートヤード・バイ・マリオット」。新大阪は「森トラスト ホテル&リゾーツ」の運営となり、会社が異なる。「サンフロンティアホテルマネジメント」は、今年5月大阪・難波に「日和ホテル大阪なんば駅前」をオープンし、国内で5つのホテルブランドを展開する。

「大阪チェンジ!」でバスローブがヒョウ柄に

1日におこなわれたオープニングセレモニーでは、ホテル業界初となる「大阪チェンジ!」サービスが発表された。お客がスタッフにそう声がけすると、ディナーメニューや客室のバスローブなどが、「大阪らしさ」にこだわったアイテムに変更されるという、これまでにない試みだという。

通常、客室に備え付けのバスローブは真っ白だが、「大阪チェンジ!」でヒョウ柄に。また、レストランのプリフィックスディナー(4500円・税サ別)をオーダーした場合は、パスタが銘柄豚の焼きそばに、海鮮グリルが串揚げに、牛ほほ肉の煮込みは牛ほほ肉のどて焼きに、といった具合に、大阪情緒をたっぷりと味わえる内容に変更される。

「ホテルのサービスは都市部を中心に均一化が進み、地域の特性を感じにくいサービスが増加傾向にあるなかで、お客さまが大阪・関西の魅力に触れる特別なひとときを体感してほしい」と広報の林聖子さんは話す。

このクラスのホテルで、露天風呂つきの大浴場を備えているのも、サービス精神旺盛な大阪ならではの発想だ。ちなみに建物の設計は、全米で多くのホテルを手がける建築家・芦原信孝さん。拠点をおくニューヨークで、2014年に米国で高さが最高となる68階建てのホテルを設計した。芦原さんは「これから宿泊されるお客さまのいろんな意見を聞き、すばらしいホテルになれば」とオープニングセレモニーで祝辞を述べた。

「コートヤード・バイ・マリオット大阪本町」

2019年10月1日(火)オープン
住所:大阪市中央区南本町2-3-7
客室:193室
電話:06-6266-5580

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