関西演劇祭閉幕「短期間でこのクオリティ」

統括式典に参加した10団体と審査員ら(9月29日・SSホール) 提供:吉本興業
今年初開催で、関西にゆかりのある10団体が対戦形式で演目を上演した『関西演劇祭』が、9月28日に閉幕。29日、「SSホール」(大阪市中央区)で統括式典が執りおこなわれ、板尾創路や行定勲ら関係者が登壇した。
対戦形式はもとより、上演後に役者や審査員、観客らと討論会もおこなうなど、一風変わった今回の演劇祭。板尾は、「第1回目で私がフェスティバル・ディレクターに任命され、これはどうしていったらいいんだろうと考えました」と、当初悩んだことを明かした。
「ディレクターとして色を付けていかなくてはならない、と今回のような形にしてもらいました。45分のお芝居を2つ観る、というプログラムは新鮮で、これは演劇ファンの方にぜひ体感していただきたいと思っています」と、その成果を喜んだ。
1回目ということもあり、開催の約4カ月前に告知され、準備期間の少ないなか参加した10団体。行定は、「よくぞ、この短期間でこのクオリティを10団体。日々違うものを見せてもらえたのはスリリング、すごいものを見せてもらった」と激励した。
合わせて板尾は、「運営の方々にすごく愛情と熱意を持って運営していただき、すごくすばらしいお祭りになりました」と感謝。続く第2回を2020年9月に開催することも発表された。
実行委員長を務めたキムラ緑子は、「今回、観光で来られた方がたまたま観られて、『ここに来てよかった』と言ってくださった。『関西演劇祭』が、まるでニューヨークのように、フラッと劇場に立ち寄ってお芝居を観るというような場所になってくれると夢が広がります」と、今後の抱負を話した。
式典では『ベスト脚本賞』『ベストアクター賞』など各賞が発表され、団体としては「夕暮れ社 弱男ユニット」が『審査員特別賞』、「コケコッコー」が『観客賞』を受賞した。
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