9月20日にオープンした「大丸心斎橋店 本館」(大阪市中央区)。なかでも注力されているのが、地下2階の「心斎橋フードホール」だ。
テナントの垣根を越え、ドリンクやフードが幅広く選択できるとあって、幅広い世代に人気のフードホール。「キッチン&マーケット」(ルクア大阪)や「ウメダフードホール」(阪急三番街」、「京都タワーサンド」(京都タワー)など、改装した商業施設の目玉として作られることが多くなってきた。
関西の百貨店としては初となる「心斎橋フードホール」は、「五感が刺激されるライブキッチン」をテーマに、全13店舗、350席のスケール。百貨店の目利き力を駆使し、ここでしか食べられない料理や、ソムリエや利き酒師の常駐など、クオリティの高いサービスを提供する。
1日じゅう使えるフードホールでちょい飲みを楽しむ人が増えている昨今、お酒のクオリティとサービスを充実させたワンランク上のちょい飲みがかなう同店。めぐって楽しむこともできるため、おすすめのコースを紹介。
ビールを飲むならアテは「ユンユン」のビーフンで
まずはビールで乾杯。神戸・南京町で行列の店「ユンユン」が大阪初出店。豪快にその場で調理された出来立ての焼小籠包や焼ビーフンが味わえる。プリッとしたエビやイカが入った海鮮ビーフン(700円)や野菜だけのヴィーガンビーフン(500円)は大丸心斎橋店限定。共用席でまずはお腹を満たして。生ビール(500円)は「セカサケ」からのテイクアウトだ。
「魚くみ」の刺身や寿司は、日本酒のおともに
刺身や寿司、太刀魚の塩焼きやカレイの煮付け、魚フライなど、鮮魚から惣菜までをそろえる「魚くみ」。海鮮丼などが食べられる「魚BAR」のカウンターもあるが、販売用のパックを購入して「世界酒BARセカサケ」のカウンターに座ろう。豊富にそろう銘酒から、利き酒師がおすすめを選んでくれる。グラスは600円から。日本酒に合う和惣菜は「道頓堀 今井」からもチョイスできる。
ワインを飲むなら、デリやパン、生ハム、チーズなど選び放題
生ハムやチーズ、パンやデリ、肉料理などの洋食をアテにするならワインでしょう。今回は大豆や豆乳、野菜だけを使った「アップグレード」のデリと「パンデュース」のホットドッグをワンプレートに盛り合わせ。このほか「ラボラトリオ マンジャ」では量り売りのハムやチーズ、少量ずつ買えるフレーバーバターがあるのでバゲットと組み合わせて楽しめる。
「世界酒BARセカサケ」では、シャトー・マルゴーやサシカイアなど、通常はグラスで出さないスペシャルワインも期間により登場するので「話のネタに」と思われる人はぜひチャレンジを。
シメには「コーヒーテイスターハマヤ」でコーヒーを。地下1階からデザートを調達するという手もある。地下2階の生鮮食品の売場にはフルーツもあるので、チーズや生ハムと合わせて食べる、なんてことも可能だ。営業は10時から23時。
2019年9月20日(金)オープン
住所:大阪市中央区心斎橋筋1-7-1
営業:10:00~20:30(地下2階は〜23:00)
電話:06-6271-1231
URL:https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/