藤山直美、因縁の南座「生半可はアカン」
2019.9.4 16:00

女優・藤山直美が主演を務める舞台『喜劇 道頓堀ものがたり』が今秋、「南座」(京都市東山区)で上演。出演者らによる記者会見が3日、京都市内でおこなわれた。

前列左から三林京子、林与一、藤山直美、喜多村緑郎、河合雪之丞、後列左から春本由香、鈴木杏樹、石倉三郎、松村雄基
前列左から三林京子、林与一、藤山直美、喜多村緑郎、河合雪之丞、後列左から春本由香、鈴木杏樹、石倉三郎、松村雄基画像一覧

同作品は、芝居の街としてにぎわっていた明治〜昭和初期の道頓堀界隈を舞台にした人情喜劇。藤山は芝居茶屋で働き、やがて歌舞伎役者の妻として芝居仲間を支えていく女性を演じる。

「昔うちの母は、(歌舞伎の)顔見世のときには着物や草履を新調したり、どこにごはんを食べに行くか約束したりしてたんです。芝居が身近なもので、贅沢なものでもあった。そういう華やかな頃の道頓堀がよみがえるような芝居になれば」と抱負を語った藤山。

久しぶりの南座については、「南座は『生半可な気持ちで(舞台に)立ったらあかんぞ』って、後ろから言われてるような気がする小屋。うちのお父さん(喜劇俳優・藤山寛美)も『南座は見えへんもんが動くから、心して立たないと怖い』と言ってました」と気を引き締める。

また、「うちの父と母がめぐり合ったのが南座で、父が借金で(松竹新喜劇から)首を切られたのも南座。藤山の家って、すごく南座とツタが絡んでるような運命がございますので、そういう所も自分に律して舞台に立ちたいと思います」と、南座との浅からぬ因縁についても明かした。

本公演は、10月12日から11月5日まで。チケットは一等席13000円、二等7000円、三等4000円、特別席14000円で、9月6日から発売される。

取材・文・写真/吉永美和子

『喜劇 道頓堀ものがたり』

日程:2019年10月12日(土)~11月5日(火)
会場:南座(京都市東山区四条通大和大路西入る中之町198)
料金:一等席13000円、二等7000円、三等4000円、特別席14000円
電話:0570-000-489
URL:https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/minamiza_201910/

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