京都・門川市長「東南部を文化拠点に」

2019.8.23 06:00

「京都みなみ会館」のセレモニーに出席した京都市・門川大作市長(京都市内・22日)

(写真1枚)

一時閉館していた京都のミニシアター「京都みなみ会館」(京都市南区)が23日、場所を移してオープンする。前日の22日におこなわれたセレモニーで、京都市の門川大作市長が同館の再開を祝った。

運営会社「巖本金属」所有のビルをリノベーションし、旧館のすぐ近くへの移転を果たした同劇場。門川市長は「聞くと、新築以上に費用がかかったとか。いいものを大事にして、リノベーションして活かしていく。京都の哲学と、巖本金属の哲学だなと改めて感じました」とその取り組みを称えた。

また、2023年には「京都市立芸術大学」が「JR京都駅」(京都市下京区)東側エリアに移転することを踏まえ、「下京区が一大文化ゾーンになっていく、その前触れでもある」とコメント。「南区に『E9』という新たな劇場もできました。京都駅東南部エリアを文化芸術の拠点にしていこうと構想しており、(同館再開は)その流れにも合致する。うれしく思います」と語った。同映画館は23日から、一般向けの上映をスタートする。料金は1800円。

「京都みなみ会館」

2019年8月23日(金)リニューアルオープン
住所:京都市南区西九条川原城町110

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