清水寺で原田マハ、アート展を企画
2019.8.19 6:00

小説家の原田マハが監修するアート展『CONTACT つなぐ・むすぶ・日本と世界のアート』が、世界遺産「清水寺」(京都市東山区)で9月1日から8日まで開催される。

左から、ICOM京都大会2019年組織医院長・佐々木丞平、細見美術館館長・細見良行、原田マハ、清水寺執事補・大西英玄。清水寺で8月8日におこなわれた記者会見にて
左から、ICOM京都大会2019年組織医院長・佐々木丞平、細見美術館館長・細見良行、原田マハ、清水寺執事補・大西英玄。清水寺で8月8日におこなわれた記者会見にて画像一覧

世界の美術館・博物館から専門家が3年に1度集う『ICOM(国際博物館会議)京都大会』の京都初開催を記念した同展。アートに造詣が深く、キュレーターとしても活躍する原田マハが、発起人となり総合ディレクターを務めることから、文学好きが楽しめる仕掛けにも注目だ。

日本と世界のアートにおける接点(コンタクト)をテーマに、互いにどのような影響を与え合ってきたかが展観され、日本のアート界に影響を与えたアンリ・マティスらの美術作品のみならず、小説家の宮沢賢治、漫画家の手塚治虫とジャンルを超えて、原田らしさを活かした26アーティストの作品が選ばれている。

左上が加藤泉の新作が清水寺 西門で展示される、右下が森村泰昌がゴッホに挑んだ映像作品、左下が宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の直筆手帳
左上が加藤泉の新作が清水寺 西門で展示される、右下が森村泰昌がゴッホに挑んだ映像作品、左下が宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の直筆手帳画像一覧

そのアーティストに合わせて、原田マハが短編小説『20 CONTACTS 消えない星々との短い接触』(幻冬舎)を書き下ろすという試みも。「小説を読んでから展覧会を訪れることで、作品がより立体的に見えてくると思います」と原田マハは語り、全作品の解説と小説の一部を掲載したタブロイド紙の無料配布もおこなわれる。

また、小堀遠州作庭の美しい庭園を有する通常非公開の「成就院」や「経堂」を使った会場も見どころ。現代アーティスト・加藤泉の新作を西門で展示するなど、無料で鑑賞可能なエリアもあり。入場料金は一般1800円、7時~18時まで。

取材・写真/天野準子

『CONTACT つなぐ・むすぶ・日本と世界のアート』

期間:2019年9月1日(日)~9月8日(日)
時間:7:00~18:00 ※入場は閉館1時間前まで
会場:清水寺(京都市東山区清水1-294)成就院、経堂、西門、馬駐
料金:一般1800円、小学生以下無料
※モーニングチケット(7時~9時入場)一般1600円
※トークイベントとのセットチケット5000円
電話: 075-351-9915(株式会社のぞみ内・10:00〜18:00、土日祝除く)
URL:https://contact2019.com

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