パンダとコラボ、夕暮れに浮かぶ竹あかり

2019.8.17 18:00

『竹あかり』の光の回廊を楽しむゲストの様子(8月9日・アドベンチャーワールド)

(写真2枚)

ジャイアントパンダファミリーを育ててきた和歌山県のテーマパーク「アドベンチャーワールド」(白浜町)で、パンダにちなんだ竹細工のアート作品が9月1日まで展示されている。

先日1歳の誕生日を迎えた彩浜(さいひん)をはじめ、現在6頭のジャイアントパンダが暮らす同パーク。食糧の竹は大阪府岸和田市の竹林から調達され、里山の荒廃防止にも貢献している。

しかし、パンダが食べるのは竹の葉の部分のみ。そこで、食べ残す竹幹の活用方法のひとつとして『つながるSmile竹あかり』プロジェクトが今夏よりスタートした。

これは、竹に穴を開けてあかりを灯す『竹あかり』の演出制作をおこなう熊本県の企業「CHIKAKEN」(代表:三城賢士)とのコラボ。約450名のパークスタッフ全員が携わり、エントランスを抜けてから希少動物繁殖センター「PANDA LOVE」へ向かう通路に作品を制作した。

「夕暮れが迫るなか灯された『竹あかり』は、人と人、人と動物、人と自然とのつながりを感じさせてくれます。心があたたかく、やさしくなれる空間です」と同パーク。

訪れた人は口々に「キレイ!」と驚きながら、ほのかな灯りをカメラに収めていた。点灯は、夕暮れから閉園まで。

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