大阪府民の森、新たな魅力創出へ調査開始

2019.8.8 16:30

8月7日の定例会見で、「大阪府民の森」に管理運営について語った吉村洋文知事(7日・大阪府庁)

(写真1枚)

大阪府は7日、府内9カ所にある「大阪府民の森」のうち8園で、2020年度に次期指定管理者公募をおこなうことを発表した。

今回、募集がおこなわれるのは、金剛生駒山系にある8園地。現在、利用者数は2018年が約143万人で2009年の約155万人からほとんど変化がない状態になっている。府では今後、新たな賑わいづくりを目的にサウンディング型市場調査(企業などとの個別対話により、幅広く提案・意見を求める調査)をおこなっていくという。

7日の定例会見で吉村洋文知事は、「大阪全体の活力や賑わい、癒やしも含め、過ごしやすく楽しい空間をつくっていくことは府民生活の質の向上につながる。国内外の方も楽しめるし、経済も強くなり活性化する。そこで税収が増えれば福祉や本当に支援が必要な人にお金を回せられる。こういった好循環を生み出すのが大都市の役割」と語った。

今後、8月から10月にかけて、アイデアやノウハウを求めるサウンディング型市場調査がおこなわれ、2020年度に次期指定管理者を公募。2021年度から指定管理が開始される。

取材・写真/岡田由佳子

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