大阪市中央公会堂で、文楽初心者向け企画

2019.8.8 09:00

左から、人形遣いの吉田玉男、桂吉坊

(写真2枚)

大阪で生まれた古典芸能を気軽に楽しめる特別公演『中之島文楽』が10月4日・5日に、「大阪市中央公会堂」(大阪市北区)で開催。8月7日に「国立文楽劇場」で記者会見がおこなわれ、人形遣いの吉田玉男と、落語家・桂吉坊が登壇した。

文楽初心者に向けて企画された同公演は、ゲスト(4日は遙洋子、5日は三倉佳奈)が参加する入門トークからスタート。その後に、天満や北新地を舞台とする近松門左衛門作の『心中天網島(しんじゅうてんのあみじま)北新地河庄の段』がダイジェスト版として上演される。

二枚目の主人公・治兵衛の人形を遣う吉田玉男は、「この役をやらしてもらえるのは大変うれしい。涙ぐむところや、笑えるところとか、いろいろな心境を楽しんでいただけたら」と話し、見どころについては「心中するようなあかんたれな男なんです。小春(愛人の遊女)に会いたいために、最初は魂の抜けたようなゆっくり歩いている姿に注目していただければ。ここは曲も非常に名曲ですので」と力説した。

「実際お会いしていると、文楽の人はフレンドリーすぎて驚きます」と桂吉坊
「実際お会いしていると、文楽の人はフレンドリーすぎて驚きます」と桂吉坊

また、過去4回の公演で司会をつとめる桂吉坊(今回は4日のみ出演)は、「最初は分からないでいいと思うんです。僕も高校生のときは『なんじゃこりゃ』となったので。でも人形を観ていくうちにストーリーに入り込んで、美しく感じられるようになる。観る度にいろんな気づきがあるのが面白い」と語った。

竹本織太夫(太夫)、三味線は鶴澤藤蔵(三味線)らが出演し、チケット料金は大人前売1800円、当日2000円。開演時間は19時から、5日は14時から、共に2時間を予定。

『中之島文楽』

日時:2019年10月4日(金)・19:00開演
2019年10月5日(土)・14:00開演
会場:大阪市中央公会堂(大阪市北区中之島1-1)
料金:前売…大人1800円、小・中学生800円、当日…大人2000円、小・中学生1000円
電話:0570-200-888(キョードーインフォメーション)

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