生野発祥のスポーツ、スリーアイズって?

ボールをマス目に向かって投げる生野区発祥のスポーツ「スリーアイズ」
9月から3カ月にわたり、大阪市内の各スポーツ施設でおこなわれる、市民参加型スポーツイベント『オータム・チャレンジ・スポーツ2019』(大阪市主催)。そのラインアップにある、生野区発祥の謎のスポーツ「スリーアイズ」について調べてみた。
「スリーアイズ」は、1997年の『なみはや国体』で市民にアイデアを募集して考案されたスポーツで、その歴史はすでに20年を超えている。毎年、市内各地のイベントでおこなわれており、子どもからお年寄り、車いす使用者でもハンデなしで楽しめると、地元の参加型スポーツイベントでは定番になりつつあるのだ。
ルールはとてもシンプル。2チーム対抗戦でおこなわれ、所定の位置からボールを1~9番に分かれた3×3のマス目に入れて得点を競う。ボールを5つ投げ、マス目に縦、横、斜めのいずれか1列に並んだら得点になる。1列完成後、1つのマス目に複数のボールが入ったときは加点になり、2列並べたらパーフェクトの最高5点だ。

大阪市スポーツ推進委員生野区協議会の田島雅春会長(64歳)は、「ボールをマス目に止められれば、蹴っても、投げても転がしてもOKというシンプルなルールで、誰もが同じ土俵で楽しめる。小さな子どもから高齢者の方まで誰でもできるため、市民参加スポーツにはピッタリ」と、その魅力を語る。
ちなみにスリーアイズ専用ゴム製ボールは特別に作られたもので、直径15cm~20cmのボールのなかに、小さなボールが3つ入っている。このような複雑な形になっている理由は、転がり具合や風の影響を受けにくくしているためだ。
田島会長は、「実際にやってみるとマス目に入れる難しさよりも並べることの難しさ、そして、ボールが並んで得点が入ったときの喜びがある」と、その楽しさについて語った。「スリーアイズ」は、『オータム・チャレンジ・スポーツ2019』で、市内各所で開催される。
取材/岡田由佳子 写真提供/大阪市スポーツ推進委員生野区協議会
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