京都でグラフィティ展、バンクシー作品も

左から、おかけんた、ロック評論家・保科好宏さん
京都・祇園のアートギャラリー「Ygion」(京都市東山区)で、世界的に有名なストリート・アートのバンクシーをはじめとするグラフィティ・アートの展覧会『ART of GRAFITI AROUND BANKSY』が8月7日まで開催されている。
同展は10月におこなわれる『京都国際映画祭2019』のプレイベント。初日に展覧会のディレクションを務めたロック評論家・保科好宏さんと、アート通の芸人・おかけんたのトークがおこなわれた。

1970年代、ニューヨークの地下鉄や路上の落書きから始まったグラフィティ。今やアートとしてオークションでも高値がつけられるようになった。「この現象の先がけがBANKSY(バンクシー)やユニクロとコラボしているKAWS(カウズ)です。バンクシーがブレイクするきっかけは、英のロックバンド・ブラーのビジュアルを手がけたこと。セックス・ピストルズのアートワークを担当したジェイミー・リード、パブリック・エナミーとコラボしたオベイ・ジャイアントなど、グラフィティは音楽と密接につながっている」と保科さんは説明する。
展示にはそういったレジェンドから、インベーダー、スティックら次世代の注目株までの、一点モノの作品やポスターなどが並び、購入も可能だ。
公共の場所への「ボム(落書き)」は非合法行為なので、グラフィティ・アーティストは身を隠して活動する。それゆえの神秘性や社会風刺も魅力だ。「先ごろ、東京でバンクシーの作品が見つかったことが話題になりましたが、実は、大阪にもバンクシーの作品があるんです。残念なことに、ほとんど見えない状態で・・・」と語った、おかけんた。『京都国際映画祭』のイベントでは、さらにディープなグラフィティ・アートについてのトークが期待される。
取材・写真/沢田眉香子
Ygion×Yoshimoto Art『ART of GRAFITI AROUND BANKSY』
期間:2019年7月24日(水)〜8月7日(水)
時間:14:00〜22:00 ※火曜休
会場:Ygion(京都市東山区弁財天町19)
電話:075-533-8555
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