滋賀で名刀の企画展、刀剣乱舞コラボも

国宝《太刀 銘 一》松平(奥平)家伝来 鎌倉時代中期(13世紀) 個人蔵(佐野美術館寄託)
戦国時代ゆかりの名刀などが多数展示される企画展『名刀は語る 美しき鑑賞の歴史』が、7月10日から「佐川美術館」(滋賀県守山市)で開催される。
日本刀を擬人化したオンラインゲーム『刀剣乱舞』の影響で、刀剣に興味を持つ女性や海外のファンが増加するなど、世代や国境を越えてブームとなっている日本刀。本展では、日本有数の刀剣コレクションを誇る静岡県の「佐野美術館」の収蔵品より、平安時代から江戸時代にかけての国宝・重要文化財を含む刀や、鐔(つば)といった刀装具などが展示される。
織田信長が所持していた名刀「太刀 銘 一」をはじめ、豊臣秀吉の遺物として藤堂高虎が拝領し、その後徳川将軍家に伝来した「刀 金象嵌銘 備前国兼光/本阿弥(花押)(名物 大兼光)」など、戦国時代ゆかりの名品の数々が登場。なかでも天下三名槍のひとつ「大笹穂槍 銘 藤原正真作(号 蜻蛉切)」は、『刀剣乱舞』で擬人化されていることもあってファンが多く、今回同ゲームとのコラボ企画が決定。刀剣男士「蜻蛉切」の等身大パネルの展示や限定グッズの販売がおこなわれる。
また8月8日には、「佐野美術館」理事長・渡邉妙子さんによる記念講演会(参加費無料※入館料は必要、先着100名)も開催。女性の日本刀研究者の先駆けで「元祖刀剣女子」と言われている館長の話は必聴だ。企画展の期間は9月23日まで、料金は一般1000円。
『名刀は語る 美しき鑑賞の歴史』
期間:2019年7月10日(水)〜9月23日(祝・月)
時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
会場:佐川美術館(滋賀県守山市水保町北川2891)
料金:一般1000円、高大生600円、中学生以下無料(保護者の同伴が必要)
電話:077-585-7800
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