ご利益ありそう!? 京都・嵐電に観音電車

2019.6.29 20:30

6月29日から11月24日まで運行する「嵐電・観音電車」

(写真3枚)

千手観音菩薩像を車内外にデザインした「嵐電・観音電車」が6月29日から、「京福電気鉄道」(京都市中京区)の嵐山本線・北野線で運行をスタートした。

電車のヘッドマークには千手観音菩薩像の合掌姿を、吊革に千手観音菩薩像と二十八部衆の像をプリントした木版で装飾するなど、ご利益ありそうな姿となった同電車。「仁和寺」(京都市右京区)の「観音堂」に安置される仏像や障壁画の保存修理を、6年かけて完了したことを受けて企画された。

吊革は千手観音菩薩像と二十八部衆の像をプリントした木版で装飾される
吊革は千手観音菩薩像と二十八部衆の像をプリントした木版で装飾される

使用車両は嵐電モボ621形622号車(1両編成)。通常ダイヤ内に配車されるため、日によって運行区間や時間が変更。運行期間は11月24日まで。

「観音堂」では7月15日までは「春季」、7月17日~9月1日に「京の夏の旅 文化財特別公開」、9月7日から11月24日までは「秋期」として、落慶記念の特別内拝がおこなわれ、堂内の障壁画及び仏像33体が公開される。拝観料1000円(記念品付き)。北野線の「御室仁和寺駅」が最寄り駅となる。

『嵐電・観音電車』

期間:2019年6月29日(土)〜11月24日(日)

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