落合博満氏「メッセンジャーの出た試合は勝たなきゃダメ」

2019.5.30 05:30

オレ流と称される野球観に定評のある落合博満氏(写真は過去の出演時のもの)

(写真1枚)

武井壮、小杉竜一がMCをつとめる『戦え!スポーツ内閣』(毎日放送)。その5月29日放送回に、元中日ドラゴンズ監督・落合博満氏が生出演。三つ巴のセ・リーグについて語った。

この日、宿敵・巨人にサヨナラ勝ちして2位に浮上した阪神だが、心配なのは、今シーズン2勝5敗と今ひとつ波に乗れない阪神のエース・メッセンジャー投手。落合氏は「(メッセンジャーが)勝たないと優勝できません」と断言、そして、「メッセンジャーの出た試合を勝たなきゃダメ。本人に勝ち星がつかなくても」とコメントした。

「今まで阪神で主力でやってきたピッチャー。彼が出る試合というのは、相手もエース級が来るんですよ。普通に考えれば。彼の勝ち星よりも、彼が出た試合のチームの勝ち星を考えていかないといけない」と、相手チームのエースが登板した試合に勝つ重要性を説いた落合氏。

また、メッセンジャー投手が昨シーズン途中に国内FA権の条件を満たし、今季から日本人選手扱いとなったことについても触れた落合氏。「日本人枠でしょ?ほかに(助っ人外国人は)4人使えるんでしょ?と言及、ファームで調整中のナバーロについて、「彼がどれだけの活躍をしてくれるかですよ」と、来日2年目の助っ人に奮起を促した。

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