戦時中の宝塚女優、園井恵子が殿堂入り

2019.5.5 09:00

宝塚歌劇団卒業生・園井恵子

(写真1枚)

宝塚歌劇の発展に貢献した人物を顕彰者として紹介し、ゆかりの品々を展示する「宝塚歌劇の殿堂」。新たに105人目の顕彰者として、戦前から戦時中にかけて活躍した宝塚歌劇団卒業生・園井恵子が選出され、展示されることとなった。

歌劇100周年を記念し、2014年にオープンした施設「宝塚の殿堂」(兵庫・宝塚市)。宝塚歌劇草創期のスター・雲井浪子をはじめ、八千草薫や鳳蘭、大地真央など歴代の卒業生たちのほか、演出家、作曲家、衣装や装置担当など歌劇を支えたスタッフ、創設者・小林一三らが殿堂入りしており、写真や手形、ゆかりの品々とともに彼らの功績が紹介されている。

1929年に入学した園井恵子は、男役ながら母親や老婆などのさまざまな役を演じ、コミカルな役にも定評があったという。1942年の退団後も役者として活動を続け、慰問公演などをおこなう移動演劇隊「桜隊」として日本を巡業するも、1945年に被爆死した。

同劇団を運営する「阪急電鉄」(本社:兵庫県宝塚市)は、園井の活動に対して「戦争が暗い影を落とす時代にかけ、高い演技力で多彩な役柄を見事に演じ活躍した」とコメントし、今回の殿堂入りとなった。園井恵子の展示ブースは、5月31日から公開される。

「宝塚歌劇の殿堂」

住所:兵庫県宝塚市栄町1-1-57 宝塚大劇場2・3F
営業:10:00〜17:00(入館は閉館15分前まで、2回公演時は9:30〜)
料金:500円(小学生未満無料)

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