南海に橙色の新車両、車内はリビング調

2019.4.25 11:30

商業エリア「なんばEKIKAN」のインテリアショップ「CRASH GATE」とコラボし、壁面をタペストリーやウッドパネルなどのインテリア雑貨で装飾

(写真9枚)

「南海電気鉄道」(本社:大阪市浪速区)が、利用客からの声を集約した新デザインの車両を4月25日より運行する。

車両は9000系車両をリニューアルしたもので、外観はオレンジ色を基調にしたデザインを採用。ヘッドマークもオレンジ色が目印となる。また、内装のコンセプトは、「わが家のリビングにいるような」。木目調の床やブラックとグレーで1人分ずつ色分けしたシートなど、居心地のいい空間で演出される。

今回は、同社が推し進める快適性向上プロジェクト『NANKAI マイトレイン』の一環。同社営業推進室の大門浩子さんは、「2017年から始まった、車内の快適性を高めるプロジェクト。『なんばCITY』などでアンケートをおこない、多くのお客さまの意見を参考にして今回の車両に活かしました」と説明する。

「多くのお客さまの意見を参考にしました」と話す同社営業推進室の大門浩子さん
「多くのお客さまの意見を参考にしました」と話す同社営業推進室の大門浩子さん

4両編成の車両は南海本線、空港線、和歌山港線で、普通や急行をはじめ特急サザンなどと連結して約1年間の運行予定。なお当初は、普通電車での運行が多くなるという。

取材・写真/谷知之

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本