樹木希林さん、最後の企画「エリカ38」

2019.3.14 18:30

映画『エリカ38』メインビジュアル © 吉本興業

(写真2枚)

2018年9月15日に亡くなった女優・樹木希林さんが、生前に初めて企画した映画『エリカ38』。その公開日が決定、場面写真などが解禁された。

同映画は、実際にあった事件をモチーフに作られたもの。主人公の渡部聡子は、60歳を過ぎてなお色香で男を惑わし、話術で女をたぶらかして、金を巻き上げた女。自らを「エリカ・38歳」と偽り、架空の事業で金を搾取していくという物語だ。

主人公・エリカを演じるのは、樹木さんと親交のあった浅田美代子で、樹木さんは「彼女の代表作になって欲しい」と企画。1974年の浅田の主演映画『しあわせの一番星』以来、実に45年ぶりの主演をつとめる。そのほか、平岳大、窪塚洋介、古谷一行、木内みどりら実力派が脇を固める。

映画『エリカ38』撮影現場にて、生前の樹木希林さん

2018年におこなわれた『京都国際映画祭』の席で、「私はお芝居の癖があるらしいんですけど、それが抜けてないと・・・。それと、しょっちゅう『下手くそ』とか言われていましたから(笑)」と目を細め、樹木さんを想った浅田。同映画は6月7日より公開される(PG12)。

映画『エリカ38』

2019年6月7日(金)公開
監督:日比遊一
出演:浅田美代子、平岳大、窪塚洋介、古谷一行、木内みどり、ほか
配給:Katsu-do PG12

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