ニッチな縄文文化を展示、兵庫の1万年前

2019.3.13 15:00

4月20日からスタートする『縄文土器とその世界−兵庫の1万年−』

(写真3枚)

2018年、日本中でにわかに沸いた「縄文ブーム」。その流れを引き継ぐように、「兵庫県立考古博物館」(兵庫・加古郡)で展覧会『縄文土器とその世界−兵庫の1万年−』が開催される。

縄文文化が注目されたきっかけのひとつは、2015年夏に発行された『縄文ZINE』というフリーペーパー。ポップな切り口で縄文文化を紹介して話題となり、その後、「東京国立博物館」(東京都台東区)で2018年に開催された展覧会『縄文−1万年の美の鼓動』ではおよそ35万人が来場。インスタグラム上にも撮影可能だった土器の写真が並ぶなど、幅広い世代が縄文文化に関心を抱いた。

火焔型土器(諏訪前遺跡 新潟県津南町出土)

そんな2018年を経て、今度は「兵庫県の縄文時代」にフォーカスした展示が開催。会場には、過去30年間の発掘調査により、県内で出土した約250点の土器や土偶が展示される。生活用品として、祈りの道具として、他エリアとの交流の証としてなど、多彩な観点から縄文の品を読み解き、1万年前の兵庫県のライフスタイルに迫る。

入場料は大人500円、大学生400円。期間は4月20日〜6月23日まで。

特別展『縄文土器とその世界−兵庫の1万年−』

期間:2019年4月20日(土)〜6月23日(日)
時間:9:30〜18:00 ※月曜休、詳細は公式サイトにて
会場:兵庫県立考古博物館(加古郡播磨町大中1丁目1-1)
料金:大人500円、大学生400円

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