驚きの和食を提案するスターシェフに密着

2019.3.7 07:00

料理人・長谷川在佑は1978年東京生まれ。神楽坂の老舗料亭「うを徳」で5年間修業。2008年に29歳で独立し「傳」を開業

(写真2枚)

日本料理店「傳」(東京都渋谷区)の料理長・長谷川在佑に、『情熱大陸』(MBS)のカメラが密着。グルメ界のアカデミー賞といわれる「世界のベストレストラン50」で、2018年に日本人最高位の世界17位、アジア2位の高評価を得て、瞬く間に美食界のスターに躍り出た料理人だ。

人気の秘密は、日本料理の基本に忠実でありながら、サプライズに満ちた独創的な料理と笑い声が絶えないおもてなしの心。たとえば前菜のひとつに、何の変哲もない最中がある。「いきなりあんこ?デザートでもないのに」と訝し気な思いで口にすると、フォワグラの豊潤な味に干し柿の自然な甘みが広がり、いぶりがっこが程よい食感を添える斬新な1品だったりする。

また、ファストフード店のボックスのような紙箱が運ばれてきて、なかには手羽先のフライドチキン。だが、かじってみると中身はなんとも濃厚なカニの身。そんなサプライズの連続で、店内のあちこちから歓声があがる。

幼いころ、神楽坂の芸者だった母親が持ち帰る花街のおいしい日本料理を食べて育った長谷川は、高校卒業と同時に老舗和食店に弟子入りして厳しい修業を積む。独立して割烹を開くが、敷居の高さや堅苦しさを取っ払っておいしい和食の魅力を伝えたいと世界各地を食べ歩き、やがて和食をベースに国境や人種、文化の垣根を越えたオリジナリティ溢れるメニューを考案するようになった。番組では連日、世界各国からグルメ評論家や有名シェフたちが足を運ぶ超人気料理店長となった長谷川の多忙な日々に4か月間密着。この模様は、3月10日・夜11時から放送される。

MBS『情熱大陸』

放送:2019年3月10日(日)・23:00〜23:30

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