草サッカーからJ昇格まで一歩、FC大阪

3月2日、東大阪・布施オフィス開設式でテープカットする東大阪市長・野田義和(左)、FC大阪代表・吉澤正登(中)、大阪府サッカー協会会長・赤須陽太郎(右)
「大阪から3クラブ目となるJリーグ入り」を合言葉に活動を続けているサッカークラブ「FC大阪」(代表:吉澤正登)が、また一歩Jリーグに近づいてきた。
2018度JFL(日本フットボールリーグ)年間2位となり、1月には東大阪市と「スポーツを通じたまちづくりに関する連携協定」を締結し、ホームタウンも決まった。この3月2日には、大阪・布施に東大阪オフィスも開設され、Jリーグ入りに向けたキックオフパーティーが盛大におこなわれた。
「3クラブ目」というのは、もちろん「ガンバ大阪」、「セレッソ大阪」に続く・・・という意味だが、Jリーグ発足当初から(セレッソは3年目から)の両チームとはクラブの母体も歴史も比べようがない。
「FC大阪」は、1996年に大阪府サッカー協会への登録からスタート。サッカー好きが集まり、チームを作り、試合がしたいという思いで始まった。それこそ「扇町公園」(大阪市北区)でサッカー好きが集まって練習をしていた草サッカークラブがスタートなのだ。

1997年の大阪府社会人サッカーリーグ5部(優勝)から4部(1998年優勝)、3部(2004年優勝)、2部(2006年優勝)と上がり、10年後の2007年に1部昇格(2009年優勝)、2014年には全国社会人サッカー選手権優勝とアマチュアチームとしては、最高の栄誉を掴み取る。
2015年にJFLに昇格、リーグ年間成績を8位、5位、4位と上げ、2018年ついに2位にまでやってきた。今年、4位内に入れば、ほかにも厳しい加入条件があるものの、Jリーグ入りに大きく近づいた。

草サッカーチームの夢ともいえるJリーグ入りが、なんと大阪のサッカー好きが集まって始まったクラブ発足から23年で叶うかもしれないのだ。JFLは3月17日にFC今治戦(13時・Jグリーン堺)を開幕戦に、30試合の負けられない戦いが始まる。今シーズンは彼らの戦いから目が離せない。
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