石原さとみ「わがまま言って大阪まで」

2019.2.14 20:00

フェルメール作品は「外から入ってくる光が好きです」と話す石原さとみ(14日・大阪市立美術館)

(写真4枚)

17世紀を代表する画家、ヨハネス・フェルメールの展覧会が、「大阪市立美術館」(大阪市天王寺区)で2月16日から開催。そのオープニングイベントが14日に同館でおこなわれ、女優の石原さとみが登場した。

同展の音声ガイドでナレーションを務める石原は、「東京でもフェルメールの作品ひとつひとつ、しっかりと見させていただいたんですけど、どうしても大阪にしか来ない作品(『恋文』)があるということで、今回わがまま言って大阪まで来させていただきました。ありがとうございます」と話し、フェルメール作品の魅力についてトークを展開。

大阪初上陸となる『手紙を書く女』については、「恋焦がれてる感じや切ない感じとか、心のざわつき、儚さみたいなことが想像しやすくて、見ててすごく引き込まれますね」と話し、「この作品もなんですが、黄色のガウンを羽織っている女性の作品がいくつかあって、そのシリーズがすごく好きで・・・」と、語り出すと止まらない様子だった。

大阪展のみ展示の『恋文』を紹介する石原さとみ(14日・大阪市立美術館)
大阪展のみ展示の『恋文』を紹介する石原さとみ(14日・大阪市立美術館)

最後に石原は、「お芝居でカメラの前に立つことが多いので、モデルの人たちはフェルメールからどういうオーダーを受けたんだろうとか、どこが筋肉痛になったんだろうとか、そういうことも想像しちゃう(笑)。どんな見方でも正解だと思うんです。こんな近くで見ることができる機会はなかなかないと思うので、しっかり見ていろいろ想像してもらいたいです」と、女優ならではの視点も含めてアピールした。期間は5月12日まで。料金は一般1800円、大学・高校生1500円。

『フェルメール展』

期間:2019年2月16日(土)~5月12日(日)※休館日あり
時間:9:30~17:00(入場は閉館の30分前まで)
会場:大阪市立美術館(大阪市天王寺区茶臼山町1-82)
料金:一般1800円、大学・高校生1500円
電話:06-4301-7285(なにわコール・8:00~21:00)

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