葉山奨之「大阪弁が1人だけ全然違うと」

ドラマ『後妻業』の会見に登場した俳優・葉山奨之(9日・大阪市内)
火曜夜9時に放送中の連続ドラマ『後妻業』(カンテレ・フジテレビ系)。2月12日放送の第4話から登場する俳優・葉山奨之が9日、カンテレで会見をおこなった。
朝ドラ『まれ』でヒロイン・土屋太鳳の弟役を演じ、一躍脚光を浴びた葉山。その爽やかなルックスに反して、ドラマ『僕たちがやりました』や『モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー』など、二面性のある腹黒いキャラクターを演じることが多く、その表現力で注目を集めている。
今回のドラマでも、葉山が演じるのは、後妻業を生業にする主人公・小夜子(木村佳乃)の弟・博司で、刑務所から出所したばかりのチンピラ役。金を無心するため、小夜子の相棒である黒幕・柏木から姉の居場所を聞き出そうとする。ドラマ後半の物語で、重要なカギを握るキーマン的存在となる。
伸びかけの金髪と真っ赤なスタジャン、そして、眉間にしわを寄せてバリバリの大阪弁を放つ博司。大阪出身の葉山は、「僕はネイティブなので、みなさんと一緒に芝居をするとき、僕1人だけ『全然違う!』って言われて。東京の人が大阪弁をしゃべるって、英語をしゃべるのに近いと。その点、僕はしゃべれて良かった」と語る。
また、第4話の登場シーンについて葉山は、「とりあえずインパクト残したいなと思ったので、ちょっと(『ミナミの帝王』などに出演する)竹内力さんっぽくやったんですけど(苦笑)。撮影初日で、現場の空気感を掴むのも大変だったので、自分が思う竹内力さんができなくて・・・(報道陣からそんなことないの声)それっぽく見えてるなら良かったです(笑)」と胸をなで下ろした
同ドラマは、人気作家・黒川博行の同名小説が原作。2016年には大竹しのぶ主演で映画化もされた。葉山は「今後、どんどん展開が分からなくなっていきますし、映画と原作にはない終わり方をするので、それが魅力です」と見どころをアピールした。
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