城田優、主演ミュージカルで演出に抜擢

2019.2.8 08:00

ミュージカル『ファントム』の出演者ら。上段左より加藤和樹、城田優、愛希れいか、木下晴香、下段左より廣瀬友祐、木村達成、エリアンナ、エハラマサヒロ、神尾佑、岡田浩暉

(写真3枚)

伝奇小説『オペラ座の怪人』を原作としたミュージカル『ファントム』が、5年ぶりに上演。前回主演をつとめた俳優・城田優が、主演に加え演出も手掛けることが発表された。

怪人ファントムの人間像に焦点をあてたストーリーと独創的な楽曲で高い評価を得て、世界中の観客を魅了する本作。以前城田は、作品の完成度を上げるために、稽古場で積極的にミュージカル初挑戦の役者らにアドバイスしていたことを話していた。その姿をかわれての抜擢か、城田は「これまで20年間、エンタテインメントの世界で培ってきた城田優の想像力の限りを尽くし、まったく新たな『ファントム』を、最高のキャスト、スタッフ、チーム一丸となって、造りあげていきたい」と、意気込む。

また、本作で作詞・作曲を担ったモーリー・イェストンは、「優が演出すると聞いて、それはとても良いアイディアだ! とうれしくなりました。彼は実に魅力的なスターで、表現者として優れているだけでなく、考える俳優でもあります」と、城田を信頼する。

作詞・作曲のモーリー・イェストンと城田優
作詞・作曲のモーリー・イェストンと城田優

また、「演出家は登場人物の感情を事細かに把握しなければいけませんが、優は既に演じているから心強い。これまで世界中で多数上演されてきましたが、エリックを演じた俳優が演出を務めるのは今回が初めて。優を信頼していますし、彼の本能の赴くままに自由に演出してほしい。優ならではのオリジナリティが生きた『ファントム』を期待しています」とエールを送った。

主役のファントム役は、城田と加藤和樹のWキャストで、ヒロイン・クリスティーヌ役は、元・宝塚歌劇団トップ娘役の愛希れいかとミュージカル女優として躍進する木下晴香のWキャスト。そのほか、オペラ座の支配人・キャリエール役は、歌手で俳優の岡田浩暉が務める。同舞台は11月〜12月に東京と大阪で上演。チケットは9月7日に発売される。

ミュージカル『ファントム』

日程:2019年12月7日(土)〜16日(月)
会場:梅田芸術劇場メインホール
料金:S席13500円、A席9000円、B席5000円
電話:06-6377-3800

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