桂雀太「枝雀師匠を聴くと自己嫌悪に」

2018.12.8 06:00

雀三郎師匠については「尊敬の念」、枝雀師匠については「あまり意識しない」と話した雀太

(写真1枚)

新春にさまざまなジャンルのゲストを集めたバラエティ寄席をおこなう落語家・桂雀太。7日、大阪市内で会見をおこない、師匠の3代目桂雀三郎や大師匠の2代目桂枝雀について語った。

上方落語四天王の3代目桂米朝(2015年没)、天才と呼ばれた2代目枝雀(1999年没)と続く系譜の流れで、『ヨーデル食べ放題』を歌う3代目雀三郎を師匠に持つ雀太。入門した2002年には初舞台を踏み、2016年に『NHK新人落語大賞』を受賞してから、『咲くやこの花賞』(2017年)、『繁昌亭大賞激励賞』(2018年)を受賞と、いま一番勢いのある落語家のひとりだ。

師匠の雀三郎について雀太は、「ストイックで職人肌、あの人はすごいなと思います。あんまり承認欲求を出さないので、もうちょっと出しはったらええのにと思いますけど(笑)」と解説。

さらに、来年この世を去って20年となる故・枝雀さんについては、「生で聴いたこともなく、音源もあまり聴かない。あまり意識はしないですね。なんじゃこの人って自己嫌悪に陥るので・・・。でも、これから聴いていくかもしれませんね」と、その存在の大きさを話した。

落語にとどまらず浪曲、コント、音楽とてんこ盛りの『桂雀太の あべの de カーニバル』は、2019年1月28日に「近鉄アート館」(大阪市阿倍野区)で開催。チケットは前売3500円、当日4000円(現在発売中)。

『桂雀太の あべの de カーニバル』

日時:2019年1月28日(月)・14:00〜/18:30〜
会場:近鉄アート館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)
料金:前売3500円、当日4000円(全席指定)
電話:06-6372-6707

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