京都みなみ会館、斜め前で再オープン

2018.12.2 18:00

新「京都みなみ会館」の外観パース図

(写真2枚)

2018年3月末に閉館した京都のミニシアター「京都みなみ会館」が、場所を「斜め前」に移して、2019年夏に再オープンすることが発表された。

1963年12月、京都・南区に「邦画の封切館」としてオープンした「京都みなみ会館」。時代とともに上映スタイルを変化させながら、54年間にわたって数々の歴史的名作、個性派作品を上映。また、独自の切り口による、ミニシアターならではの特集上映も数多く企画してきた。

そんな「京都みなみ会館」だったが、建物の老朽化により補修工事では対応できない箇所が出てきたこと、同時に、借地契約更新期間が迫ってきたことから、同地での営業継続を断念。2018年3月に惜しまれつつも一時閉館を発表した。

新「京都みなみ会館」の館内図

そして、このたび再オープンを発表。新たな場所は、旧「京都みなみ会館」があった京都・九条通を挟んだ向かい側(北側)。旧館は1スクリーンの劇場だったが、2階建ての新館では3スクリーンを設置(126席、54席、30席)。新作のロードショーはもちろん、オールナイト上映や特集上映も引き続き企画していくという。

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