比叡山の「エンタメ厄払い」を体験してきた

2018.12.16 07:00

昨年4月、ホテルにオープンした「山床カフェ」。冬は暖房付きブランケットであたたかい

(写真13枚)

数え年で男性は25歳、42歳、61歳、女性は19歳、33歳、37歳、61歳と、女性は30代に2回、前厄・後厄含むと6年間もある厄年。「厄払いに行かないとな・・・」と思いながらも、なんだか大変そうなイメージがあり、結局行けてないという人も多いのでは?

そんなとき、ホテル「星野リゾート ロテルド比叡」(京都市左京区)で今年9月から始まった『比叡山やくばらい散歩』というプランが、女性たちに人気という噂をキャッチ。ホテルでお泊まりして優雅なディナーも堪能できる厄払いってどんなんやねん・・・?と半信半疑の前厄の女記者が、エンタメ厄払いを体験してきました。

【比叡山やくばらい散歩ツアー 1日目】

13時45分に京都駅に集合し、そこから無料の送迎バスで出発。比叡山をぐんぐん上っていき、標高650mのホテルに到着すると早速、ウェルカムドリンクとして滋賀・近江名物の近江発酵茶の飲み比べ(本ほうじ・熟成ほうじ茶・完熟ほうじ茶)とアフタヌーンティーが登場。こちらを、琵琶湖はもちろん、三上山(通称:近江富士)から鈴鹿山脈まで見渡せる「山床カフェ」で堪能。澄んだ空気のなかで、体に良さそうなお茶をいただくという、至れり尽くせりのお出迎え。もうこの時点で日常の疲れやストレスがなくなりそうな気分だ。

ほうじ茶の飲み比べは、茶葉を発酵させた熟成度合いで味が全然違うので楽しい
ほうじ茶の飲み比べは、茶葉を発酵させた熟成度合いで味が全然違うので楽しい

部屋でゆっくりくつろいだあとは、初心者向けのワインテイスティング講座(参加無料)でワインを試飲し、レストランで発酵フレンチのディナーをいただくことに。琵琶鱒や鮒鮓など近江ならではの食材を使った創作料理に合わせてソムリエがワインを選んでくれ、ほろ酔いで1日目が終了した。お気づきだろうが、ここまではまったく厄払いをしていない。ただただ優雅な時間を過ごしただけだな・・・と思いながら、良い気分で眠りについた。

「子持ち鮎 クスクス 葉唐辛子」「鮒鮓甘露漬けとフォワグラテリーヌ 金つばと柿」など全9品のフルコースを堪能
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