女優人生を変える演出家、市川準の映画祭

2018.11.29 06:00

『市川準映画祭』のポスタービジュアル

(写真3枚)

アイドルを女優へと変貌させる・・・。魔法のような演出で、数々の傑作を世に送り出してきた市川準監督(2008年没)。その生誕70年を記念した『市川準映画祭』が、大阪のミニシアター「シネ・ヌーヴォ」(大阪市西区)でおこなわれる。

「禁煙パイポ」「タンスにゴン」「サントリーオールド」「三井のリハウス」など、昭和生まれなら誰もが知っている名作CMを手掛けてきた市川準。1987年には富田靖子主演の映画『BU・SU』で映画監督としてもデビューする。

その後も、いとうせいこう原作の『ノーライフキング』(1989年)、名匠・小津安二郎へのオマージュあふれる『東京兄妹』(1995年)、大人の愛を描いた『東京夜曲』(1997年)などを発表。「キネマ旬報ベスト・テン」の常連となっていった。

映画『つぐみ』(1990年)より、主演の牧瀬里穂

そして、市川準といえば、『つぐみ』の牧瀬里穂、『大阪物語』の池脇千鶴、『東京マリーゴールド』の田中麗奈、『あしたの私のつくり方』の成海璃子&前田敦子など、まるでダイヤの原石をいくつも掘り当てるように、ブレイク前の女優、アイドルを次々に抜擢し、女優として独り立ちさせる名演出家として知られている。

映画『大阪物語』(1999年)より、主演の池脇千鶴

そんな市川準の厳選15作品を一挙に楽しめる、この映画祭。期間は12月1日から21日まで。初日の『東京夜曲』上映後には、夫人の市川幸子さんが舞台挨拶に登壇、市川準研究で知られる倉田剛さんによるトークショーが予定されている。料金は前売1回券1200円、当日一般1500円ほか。

『市川準映画祭』

期間:2018年12月1日(土)〜21日(金)
時間:作品により異なる
会場:シネ・ヌーヴォ(大阪市西区九条1-20-24)
料金:前売1回券1200円、3回券3000円、ほか

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