湯木慧「原点を思い出させる1枚です」

2018.11.14 20:00

右がシンガーソングライターの湯木慧、左はDJの寺田有美子(14日・αSTATIONスタジオ)

(写真1枚)

FM京都・α-STATIONの番組『SUNNYSIDE BALCONY』(月〜木曜)に14日、20歳の女性シンガーソングライターの湯木慧(ゆき・あきら)がゲストで登場。最新アルバム『蘇生』などについて語った。

『存在証明』や『傷口』『一期一会』といった重厚な楽曲タイトルから、どこか影のあるイメージだったというDJの言葉に、「よく言われます(笑)。暗い子が来るんじゃないか、喋らないんじゃないかって(笑)。いっぱい話したいことあります」と明るく否定。

中学時代からニコ動などで活動をスタートさせ、音楽だけにとどまらず、イラストや舞台装飾、衣装の制作なども手掛け、今では新進気鋭のアート作家としても注目を集めている湯木。2019年4月にはメジャーデビューも決まっており、インディーズとしての活動を総括するようなアルバム『蘇生』を10月17日にリリースしたばかりだ。過去曲のリアレンジや新録を含む全10曲が収録されている。

「メジャーデビューを控えた今、10代にやってきたことをちゃんと振りかえって、総集編的な区切りのある1枚を作りたいと思って。最初に思っていたことやエネルギーが薄れてしまっていないか、そういう原点を思い出させる『感情の蘇生』という意味でもそうですし、『楽曲の蘇生』『湯木慧の蘇生』という意味もあって。それで作った1枚です」と、20歳とは思えぬしっかりしたコンセプトを披露した。

そんな彼女が、11月24日にワンマン個展ライブ『残骸の呼吸〜大阪編〜』(会場:ボダイジュカフェ)を開催。すでに反響も大きく、チケットはソールドアウトに。湯木は、「次の作品への伏線をたくさん張っています。内容もそうですし、展示物、空間にも、次への繋がりをたくさん散りばめているので、一緒に未来探しをしていただければ」と来場者に向けて語りかけた。

αステーション『SUNNYSIDE BALCONY』

湯木慧

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