咲く花賞の写真家、半日ワークショップ

2018.10.12 21:30

「写真集『リバーサイド』(2017年刊行)では人物をみずみずしくかつユーモラスに表現し、見る者を惹きつけた」と評価された佐伯慎亮さん

(写真2枚)

将来の大阪文化を担う若手芸術家に対して大阪市が贈呈する『咲くやこの花賞』。その2017年度の美術部門(写真)を受賞したカメラマン・佐伯慎亮(さえきしんりょう)さんが、「あべのハルカス」内の「SPACE9」(大阪市阿倍野区)でワークショップをおこなう。

「美術」「音楽」「演劇・舞踊」「大衆芸能」「文芸その他」の5部門で、昭和58年度より始まった同賞。これまで森村泰昌やヤノベケンジ、名和晃平など現代美術の区分での受賞者が多い美術部門で昨年、「被写体に向き合う独自の感性により瞬間を切り取る作品に、今後さらなる発展が期待」と佐伯さんが受賞した。同部門で写真家の受賞者は2人目。

イベントのチラシイメージ
イベントのチラシイメージ

佐伯さんは、国内外での展覧会やドキュメンタリー映画の製作、月刊誌「MeetsRegional」といった雑誌など、フリーランスのカメラマンとして関西を拠点に活動。ワークショップでは、カメラの基礎知識や楽しみ方、撮影のポイントなどをわかりやすくレクチャーし、昼食を挟んで、屋外での撮影や合評会もおこなわれる。料金は3000円で、デジタルカメラ(スマホ不可)と昼食は持参。日程は、10月20日・11時から17時まで、雨天決行(雨具持参)。

咲くやこの花コレクション『佐伯慎亮 写真ワークショップ』

日程:2018年10月20日(土)・11:00~17:00
会場:SPACE 9(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)
料金:3000円
電話:06-6622-8802

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