カニの食べ方、全国調査で関西に個性

カニの食べ方全国調査結果。近畿地方以外は「ゆでる」が50%以上。西日本ほど「鍋」で食べる割合が高い
ふるさと納税サイト「さとふる」が、ふるさと納税のお礼品としてカニの人気が高いことから『カニに関するアンケート調査』を実施。調査結果から、地域によってカニの食べ方に違いがあることがわかった。
カニの食べ方調査では、近畿以外は半数以上が「ゆでる」派。特に北海道では8割以上が「ゆでる」と回答した。一方、近畿だけは「ゆでる」は39%と半数以下で、「鍋」が31%と大差なかった。さらに、ほかの地方では少数派の「焼く」が14%と多く、近畿の人はカニをさまざまな食べ方で楽しむ傾向があることが分かった。理由として、1962年に道頓堀に開業した「かに道楽」(大阪市中央区)の人気が、近畿にカニのさまざまな食べ方を広めたのではないかといわれているとのこと。筆者のまわりにも聞いてみたところ、やはり「ゆでる」「鍋」「焼く」と食べ方はバラバラで、なかには1度に全部の食べ方をしているという人も。「鍋」であれば、野菜も食べることができ、シメに雑炊をすれば完結するという意見が多かった。

ほかに、カニの部位や見分け方に関するクイズ全20問について、正答率TOP5の都道府県が公開された。カニの漁獲量が多い福井県や北海道をおさえて、1位は産地ではない奈良県。漁獲量3位の兵庫県が4位という結果に。奈良県が1位の理由を、「さとふる」は、総務省統計局の「家計調査」で1世帯あたりのカニの支出額が6位と高いことから、カニ好きであるためではないかとしている。
※調査対象は、全国の20〜69歳の男女2350人(各都道府県50人) ※総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯) 品目別道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(平成27年(2015年)~29年(2017年)平均)」
文/太田浩子
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