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アート空間で子どもに夢、ファミリア本店
2018.9.6 17:00

1950年創業の子ども服専門店「ファミリア」が、9月8日に神戸・旧居留地に神戸本店を移転オープン。世界で活躍する彫刻家・名和晃平率いるSANDWICHが空間デザインを手掛けるなど、子どもだけでなくアート好きも注目したい内装となっている。

エントランスの大階段には、子どもの成長を表現したポーズのファミちゃん。エスカレーター横にもアートワークを展示
エントランスの大階段には、子どもの成長を表現したポーズのファミちゃん。エスカレーター横にもアートワークを展示画像一覧

子ども服事業だけでなく、「子どもの可能性をクリエイトする」を企業理念に保育事業などにも参入している同ブランド。全国で114店舗展開するなか、同店では「COLORFUL 子どもの個性を豊かに育む」をコンセプトに、同ブランド初のカフェやレストラン、アトリエ、クリニックのほか、学びの場となる「ファミリア キッズ ラボ」などを併設する。

代表取締役の岡崎忠彦さんは、「子どもたちが何を体験するかが、とても大事だと思います。デンマークのコペンハーゲンを訪れたときに、ルイジアナ美術館で体感したアート教育うあ、国内にデザインを大事にする会社が多いことに感銘を受けて、私どもも環境・学びをデザインする会社へと変わってきました。2014年から銀座でアートギャラリーを手掛けて、さまざまなアーティストと組んで、子どもたちのために発信。約3年かけて積み重ねてきたことが、現在のコンテンツになっていると思う」と、アートに注力した経緯を説明。

天井、カウンターなどもすべて名和率いるSANDWICHが監修
天井、カウンターなどもすべて名和率いるSANDWICHが監修画像一覧

フランスのルーブル美術館のシンボル「ピラミッド」で作品を展示中(2019年1月まで)の名和が中心となり、子どもの成長を表現するエントランスの大階段、カウンター、フィッティングルームなどを監修。丸みをおびたフォルムのインテリアでやさしい印象を与えると同時に、スタイリッシュさを併せ持つ空間になっている。

また、フィンランドの老舗ブランド・マリメッコのデザイナーでもある鈴木マサルが、カフェ「WHITE BEAR CAFE」のためにシロクマのデザインを手掛け、「蔦谷書店」が選書したライブラリーでは刺繍作品で有名な美術家・清川あさみによる作品を、さりげなく展示。レストランでは、愛らしいイラストが人気の陶芸家・鹿児島陸による器も使用。オープン前に約2日間かけて鹿児島が壁に描いたアート作品も必見だ。あえて子ども向けにするのではなく大人と同じように「本物を体感してほしい」という思いから作品を依頼したのだそう。

レストラン「color of time」の壁には、鹿児島陸による作品。元・神戸元町店のファミちゃんのポーズをオマージュしたそう
レストラン「color of time」の壁には、鹿児島陸による作品。元・神戸元町店のファミちゃんのポーズをオマージュしたそう画像一覧

そのほかにも、子どもたちがファミリアの布やボタンで、洋服をデザインするワークショップスペースや、デザイナーやパタンナーの制作過程を間近で見たり聞いたりできるアトリエもあり、創造力を刺激する施設を目指していくという。営業時間は午前11時から午後7時まで。

「ファミリア神戸本店」

2018年9月8日(土)オープン
住所:神戸市中央区西町33-2
営業:11:00〜19:00(一部異なる)
電話:078-321-2468
URL:https://www.familiar.co.jp/kobe/

  
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