パンダ赤ちゃん、体重・身長ともに成長

2018.8.23 07:00

身長・体重ともに生誕時より大きくなったジャイアントパンダの赤ちゃん

(写真3枚)

和歌山県のテーマパーク「アドベンチャーワールド」(和歌山県白浜町)で誕生したジャイアントパンダの赤ちゃん。同パークで過去もっとも小さいパンダとして注目を集める赤ちゃんが22日、スタッフの懸命なサポートのなか8日齢を迎え、体重・身長ともに順調に成長していると発表された。

これまで計16頭のジャイアントパンダの繁殖に成功してきた同パークのなかでも、出生時に体重75グラム、全長15.5センチメートルと最小サイズで生まれてきた赤ちゃん。温度・湿度管理や保育器での授乳などスタッフのサポートのもと、一度減少した体重も増加し、この日の体重は96グラムと出生時から21グラム増。前日からも10.8グラムの増量と、ここにきて急速に成長している。

母親「良浜(らうひん)」の胸で落ち着くジャイアントパンダの赤ちゃん
母親「良浜(らうひん)」の胸で落ち着くジャイアントパンダの赤ちゃん

現在は、1日に6〜7回ほど母親から直接授乳できるようになり、体調は安定。身長も出生時から2.5センチ伸びて、18センチにまで成長している。同パークでは日中で共同研究に取り組んでおり、2000年に初めてジャイアントパンダの繁殖に成功して以降、1〜2年に1度の割合で赤ちゃんが誕生。そのうち11頭が中国へ旅立ち、そのうちの4頭が中国内で12頭の子どもを育てている。

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